nano PDS®
Nano Particle Delivery System
壊れやすい機能性成分でも
深く浸透させる技術
nano PDS(ナノ・パーティクル・デリバリー・システム)は、医療技術を応用した、先進的な皮膚浸透技術です。
必要な成分を、必要な部位に、必要なときに、必要な量を送り込む。
化粧品を皮膚に浸透させる技術の研究がきっかけで誕生しました。
nano PDS®は
なぜ必要なのか?
肌の表面は皮脂膜によって覆われていて、さらに角質の間も細胞間脂質によってバリアされています。脂質との親和性が低い成分は、表皮からは吸収されません。そのため、化粧品などの有用成分は肌の表面にとどまり、奥深くには浸透していきません。
肌のすみずみに浸透させるには、皮膚化学に基づいた浸透技術「nano PDS®」が必要なのです。
nano PDS®の仕組み
有用な成分を粒子状態でナノコート(油)することにより、皮脂膜と細胞間脂質との親和性を高め、皮膚の奥深くまで浸透させます。
nano PDS®の有用性
PDSは高い汎用性を持つと考えられていて、化粧品以外にも、食品や医薬品などさまざまな分野への応用が期待されています。
PDS技術によって、これまで注射で投与していた薬剤が、軟膏やクリームのように皮膚から吸収できるようになれば、人体への負担を軽減できます。お子さまやお年寄りには投与が難しかった薬剤も、治療に使用できるようになります。
化粧品にPDS技術を応用すると、NMNなどの有効成分を、よりお肌のより深い層へと浸透させることができます。
nano PDS®の研究
さらなる経皮浸透と、皮膚以外の部位への応用について、一般社団法人「次世代吸収研究会」による研究が行われています。